裏切り者（浮世草）

夫（浮世草）からの続きです。

▼これまでのあらすじ
安達家のご一族を殺めた犯人の1人、村長の貞夫の行方を追っている。政子殿は、貞夫の所在を知っておるかもしれぬ僧と話してくれとおっしゃっていたが・・・ということでその僧がいる流民の野営へ向かいます。

マップ

▲野営を束ねる僧に会え、という政子殿の指示で、能無し八郎が死んだ場所から一番近い野営に行きます。すると黄金寺にいるはずの純信がここにいました。怪しい。しかも純信は野営のまとめ役をしていて血の付いた地図も読めるらしい。純信が言うところによると、食料を届けるものに渡している地図で、流民の野営の場所を記しているらしい。すべて純信が束ねる野営と言うことで私の中ではこいつが黒幕確定。野営で金儲けして、武士の地位をえようとして居るのではないのか？
その黒幕純信によると、野営ではない有明のかがり火台が記されているとのことで純情な境井仁はまんまと騙されて貞夫がここにいると判断するのでした。これは完全なる純信の誘導ですね。貞夫が有明のかがり火に居る事を知っていて誘導してるに違いないです。

▲純真無垢な境井仁はありのままを政子殿へ伝えます。有明のかがり火は安達家が有明のために建てたかがり火のようで、恥知らずの裏切り者、と厳しい言葉で貞夫を罵ります。政子殿の火に油を注いだ模様。これも純信の狙いですな。

有明のかがり火台へ移動

▲貞夫はなぜ裏切りを？と境井仁は本質をつきます。いよいよ政子之譚も大詰め。蒙古が攻めてくるような状況にあるのに、領地だけが狙いではないということは明らかです。この混乱期に乗じて色々な思惑があるはず。

貞夫は「米を盗みうえた民に売っていたのを咎めたためその仕返し」らしい。しかも証拠はないですが、それで久田の村で米が足りなくなっているとも。ひでえ村長だこと。村民も反抗できない、なにか強い後ろ楯があるんでしょうね。

かがり火台の入り口には番兵が多数。全員ぶっ殺しますが、これだけの人数を従えさせることができるのですから権力か金があるのでしょう。悪い噂があるところを考えると人望ではないはず。黒幕は権力であれば上県の武士、金であれば野営で儲けている純信、というところかな。想像。

政子殿、貞夫も殺す

▲有明のかがり火台にいた貞夫も瞬殺してしまう政子殿。ちょっと冷静にならんかい。政子殿は証人を生かして黒幕を暴く、という発想は皆無らしい。関係者は手当たり次第に殺す殺人鬼状態。下らぬ復讐のために家族全員殺されたのかと自問する政子殿。守るべき民、打つべき敵もいるため生きていると政子殿を慰める境井仁。相変わらずの優しさ。他の裏切り者も見つけたいがその前に志村殿救出が先。政子殿は金田の村で待っていてくださるようです。

修羅の護符

効果：近接攻撃の威力が中程度上昇する

黄葉

▲武家の鎧の染料「黄葉」をゲット。

▲黄葉はこんな見た目になります。黄色縅。なぜか伊達政宗風。井伊の赤備えの方が良いかな。