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【Ghost of Tsushima】富貴は浮雲の如し(浮世草)

富貴は浮雲の如し(浮世草)

流民の野営が騒がしいのは仕方のないことだろう。だが許せんのは、仲間同士で争い合うように仕向ける者だ。今こそ手を取り合わねば蒙古に勝つなどできようはずがない。

マップ

▲目的地の流民の野営に近づくと、なにやら言い争ってる声が聞こえてきます。

流民の野営で言い争い

▲まげを結ったいかにも偉そうな商人が流民の民を責めてました。境井仁への自己紹介も「名のある商人でして」とか自ら名のあるとか言っちゃいます。これは権力を振りかざすタイプです。境井仁にとって名があるかどうかなんて関係ない。誉れを見せやがれ。

なぜ民を責めていたのか聞いてみると、身内が居なくなったので話を聞いていただけだと言います。きつい言い方でしたけどね。上には媚びへつらい下には威圧的という典型的な嫌なやつですな。

この野営で身内と落ち合って島を出る手はずだったようです。金があるからって自分だけ金の力で助かろうとする!お金あるとそうなっちゃいますかねー。私も嫁子供がいるのでわからなくはない。

仲立に船の手配を大枚はたいてお願いしていたそうですが、その仲立と共に妻も息子もいなくなったそう。もう騙されてるフラグですよ。せめて金は島を脱出してから半分渡すとかせな。名のある商人のわりには詰めが甘い。

逃げた男を追う

▲仕方がないので境井さまが代わりに流民の民に話を聞いてあげます。商人の家族を見たものはいるようで、1人ずつ話を聞いていくと男が1人猛ダッシュで逃げていきます!こいつなにか知ってるー!知らない振りをした方がわからなかったのに。馬を呼ぶべきか迷いましたがとりあえず走って追いかけました。

▲息切れしてゆっくり歩くことになりましたがなんとか追いつき逃げたわけを聞くと、「仲立が来てあの男の妻子を連れていきました」という。知ってるやーん。仲立のあとを追ったら見つかってしまい誰かに話せば殺すと脅されていたそうです。その場で殺さなかったのが仲立の詰めの甘さよ。西の海岸にある物見櫓へ連れていかれたということで移動します。

西の海岸の物見櫓

▲櫓にいたのは菅笠衆でした。彼らはもう自分達がいかにして生き残るかしか考えていないようです。一緒に蒙古と戦った仲だというのに。もともと家族の居なさそうなならず者たちなので帰属意識が低いのでしょうかね。世間への恨みがあったりもするのかも。菅笠衆の頭の竜三も過去に境井仁に刀比べで負けて武士の道を諦めたり、既存の枠組みを嫌ってそうでしたし。

哀れむ気持ちも無きにしもあらずですが、対馬の民の安全を脅かすなら蒙古と同じ。物見櫓近くの建物にいた菅笠衆を成敗します。

▲海岸沿いに建つ櫓のすぐそばに仲立を装った菅笠衆と騙されたのであろう、舟で逃げようとしてる島民が居ました。

騙された民を救出

▲そんな奴らには破裂矢をお見舞いしてやりましょう!「調べるぞ、何もないな」とこっちが隠れているので燃えながらも呑気なご様子。同じ場所から破裂矢三発ぶちこんでも気付かないのでかわいそうだから出て始末してあげました。苦しんで死ぬがよい。破裂矢の火は悪い奴にしか降りかからぬ!

▲殺されて金だけ奪われるところだったと説明してあげます。女や子供は一緒に居なかったようで、2人を引き続き探します。優しい境井仁。

女と子供の骸

▲海岸沿いに少し北へ進むと死んで間もない女と子供の骸がありました・・無念。三郎の息子が使っていたであろうおもちゃを持って三郎に辛い報告をするため野営に戻ります。辛い報告はいつだって境井様の役目。骸にお辞儀。

三郎へ報告

▲息子のおもちゃを返し、仲立に騙されていたことを告げます。家族は手遅れだったが仇は討った、という最低限の慰め。感情的になった三郎は声を荒らげます。怒ったとて2人は戻らん。だが怒りたくなる気持ちは分かる。それは境井仁も同じようで、三郎を宥めるように、「残りの金を用いて島の民を助けてやるのだ。その前に二人を埋めてやれ」と優しくさとすのでした。

良運の護符

効果:気力を消費する技を使う時、15%の確率で気力が1回復する。