こんにちは!なっしー( @nassy_game )です。
PS Storeにて開催中の旧正月セールで今更ながらスパイダーマンのゲーム『Marvel’s Spider-Man Game of the Year Edition』を購入しプレイしています。
『Marvel’s Spider-Man Game of the Year Edition』は2018年9月7日に発売されたPS4用ゲームに有料追加コンテンツ3つがセットになっている商品です。
この時点でかなりお得ですが、さらに旧正月セールで55%オフの1,930円で販売されているという超お得な状態です。未プレイの方はぜひこの機会にゲットしてください!
この記事では2000年以降に上映されたスパイダーマンの映画とゲームの時系列、登場人物や内容が関係する部分についてご紹介したいと思います。
スパイダーマンの映画っていろんなパターンがあり、どういうストーリー順で時系列がどうなって、何が違うのかイマイチわかりにくいですよね。
どの順番で映画を観ればいいのか?ゲームはどの映画と関連しているのか?その点をさらっと整理してご紹介していきます!
スパイダーマンの映画は大きく3つに分かれている
2000年以降でスパイダーマンの映画は大きく3つのシリーズに分かれており、それぞれ監督やキャストが異なっています。
サム・ライミ監督作品
公開年 | タイトル | 監督 | 主人公役 |
---|---|---|---|
2002年 | スパイダーマン | サム・ライミ | トビー・マグワイア |
2004年 | スパイダーマン2 | ||
2007年 | スパイダーマン3 |
マーク・ウェブ監督作品
公開年 | タイトル | 監督 | 主人公役 |
---|---|---|---|
2012年 | アメイジング・スパイダーマン | マーク・ウェブ | アンドリュー・ガーフィールド |
2014年 | アメイジング・スパイダーマン2 |
ジョン・ワッツ監督作品
公開年 | タイトル | 監督 | 主人公役 |
---|---|---|---|
2017年 | スパイダーマン:ホームカミング | ジョン・ワッツ | トム・ホランド |
2019年 | スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム | ||
2021年 | スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム |
それぞれ別の世界という設定
以上のように3人の監督による8本の映画があります。
役者は違いますが登場人物はほぼ共通しており、主人公はどの作品でもピーター・パーカー。
それぞれの監督の作品は別の世界線という扱いになっており、順を追って観ないとストーリーがわからなくなる、という構成にはなっていません。
監督毎に順を追って作品を観て問題なしです。
ただし、ジョン・ワッツ監督作品だけアイアンマンやキャプテン・アメリカなどが登場するマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)シリーズと関係しています。
そのため、ホームカミングからファー・フロム・ホームの間にMCU側で語られたストーリーがあり3部作を見るだけではストーリーがつながらないところがあるので注意しましょう。
また、最新作の『ノー・ウェイ・ホーム』ではそれまでの監督作品で出ていたキャラクターが登場します。
最初から見る場合は上映順に観れば間違いないです。
マーク・ウェブ監督作品だけ、途中MCUシリーズに切り替わっているため『2』以降が制作されていません。
『アメイジング・スパイダーマン3』をいくら探しても無い!のはそもそも公開されていないためです。
アンドリュー・ガーフィールドが続編に出るかもしれない
マーク・ウェブ監督作品でピーター・パーカーを演じていたアンドリュー・ガーフィールドは別の世界を生きるピーター・パーカーとして『ノー・ウェイ・ホーム』に出演しています。
IGNJapanの記事によると、それに関連してアメイジング・スパイダーマンのファンがガーフィールドの3部作を完結させてほしいという声をSNSであげており、ガーフィールド自身も続編を匂わせるような発言をしていました。
『アメイジング・スパイダーマン2』ではヒロインのグウェンが死んでしまったり、ボスとしてエレクトロやグリーン・ゴブリンが出てくるため誰が敵なのかはっきりしないという理由から興行的には一番低い数字になっています。
続編ありきで『2』を作っていたのでこの点だけで評価されるのはもったいない。個人的にはアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーン(ヒロインのグウェン役)の組み合わせが一番好き。
私生活でもカップルだったのが多大に影響していたのか、演技力の差か、2人の演技は微笑ましい限りでした。
とはいえカップルになっているのはこの2人だけではなく、サム・ライミ監督作品のトビー・マグワイアとキルスティン・ダンスト、ジョン・ワッツ監督作品のトム・ホランドとゼンデイヤもカップルです。
カップル製造映画ですね。
ハリウッドスターは忙しくて相手を見つける時間がないのでしょうか。残業の多い会社で社内恋愛が多いのと一緒。
これだけ主人公とヒロインが付き合うということは今後のスパイダーマン映画でもそういう目で見てしまうかも。
トム・ホランドとゼンデイヤのカップル以外はすでに破局していますがこの2人は交際が続いている模様。
直近でもイギリスに4.5億円の豪邸を購入して同棲をスタートするというニュースがあったので、このカップルは結婚することになるかもしれませんね。
アメイジング・スパイダーマンではグウェンが死んでいるのでアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンの組み合わせは見られませんが、ぜひ続編を作ってアメイジング・スパイダーマンを完結させてほしいと思います。
ゲームと映画のストーリーのつながり
ゲームの『Marvel’s Spider-Man』は冒頭で記載したとおり2018年9月に発売されているため、ジョン・ワッツ監督作品の間に入ることになります。
ゲームも他の映画と同じく別の世界として描かれているためストーリー的なつながりはなく、登場人物が共通しているだけです。
主人公のピーター・パーカーは大学を卒業して研究職をしているので、高校生で研究生を目指しているマーク・ウェブ監督のピーター・パーカーのイメージに近いです。
見た目もアンドリュー・ガーフィールドに似てる印象。
MJは赤毛の白人女性のためサム・ライミ作品のキルスティン・ダンストが近いです。
最近では俳優の顔を使ったゲーム作品が多いですが8本の映画に出ている俳優陣はでてきません(わたしの見落としがあるかもしれませんが)。
ハリウッド俳優ともなるとゲームでさえ高額なのでしょうね。
2020年には続編の『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』が発売されており、こちらも旧正月セールで40%オフとお買い得になっています。
また、2023年にゲームの3作目となる『Marvel’s Spider-Man2』が発売されることが発表されています。
ヴェノムも登場するようでますます楽しみですね。
『Marvel’s Spider-Man』のプレイ感想&レビュー
評判が良いというのは当時から聞いていましたが、わたしはまったく事前情報を入れずに初見でプレイしました。
感想は圧巻の一言。
面白い点を上げればきりが無くなりそう。
ゲームの中で『スパイダーマンの映画』をかなり高いレベルで再現しています。
映画ファンであればめちゃくちゃ楽しめること間違いなし。
ゲーム中のムービーと操作するプレイ画面がシームレスにつながっているため本当に映画をプレイしている感覚です。
カメラアングルや演出も映画そのもの。
プレイ中にゲームであることを忘れてしまい、いきなりボタン表示が出てきて押せなかったことが何度あるか…。
移動ではマンハッタンをスパイダーマンとして縦横無尽に飛び回れ、操作も直感的なのでVRでもないのにかなり没入感があります。疾走感が半端ない。
ただ移動するだけではなくマップ上にかなりのギミックや収集品が散りばめられているため移動自体楽しめるよう工夫がされています。
日本のゲームにありがちなマップは広いけど人が少なくてスカスカ。街の感じが全然しない。なんてことはまったく無い。
緻密に再現されたマンハッタンには人々や車が所狭しと動いています。
その上を蜘蛛の糸を使って疾走する爽快感もすごい。
You Tubeではプレイ動画がたくさん上がっており、それを見ているだけでも楽しめますが、見るのとプレイするのでは大違い。
ぜひ自分の手で体感してもらいたいゲームです。
オープンワールド好き、アクション好きであれば映画を知らなくてもかなり楽しめるゲームになっていることは間違いなし。
発売から3年以上経っていますがまったく色褪せていませんので、いまから買ったとしても後悔しませんよ。
ゴーストオブツシマでも結構たまげましたが2018年に発売されたスパイダーマンでここまで衝撃を食らうとはおもってもいませんでした。
ひとつだけ気になったのは街に居る人物が全員パンツを履いているというところ。
日本のゲームだと女性キャラはNPCでもスカートを履いてますがスパイダーマンのゲームではまったく見かけません。
これはアメリカのジェンダー観が日本より進んでいるためか、規制があるのかわかりませんがスカートを履いたキャラを見慣れているわたしからすると逆に異様でした。
もしかしたら日本発のメジャータイトルも数年後スカート姿の女性キャラは見れなくなるかもしれませんね…。
龍が如くのようなゲームはいつまで続けられるのか。
一ユーザーとして、できれば末永くゲームの中だけでも破天荒であってほしいものです。