FF7リメイクで印象に残ったシーン②「エアリスの家」


FF7のヒロインはエアリスなのかティファなのか。ビアンカなのかフローラなのか論争と同じく悩ましいですが、DQ5では私はビアンカ一択です。フローラを選択したことはない!かわいい幼馴染みを捨てられますか?結婚式前夜には夜更けに窓辺で佇むビアンカ。眠れないんだろうな。主人公も同じだよ。だったらビアンカを選ぶでしょうに。
話がずれましたがFF7は選べない!FF10ではルールー、FF12ではフラン、と私の好みはメインのヒロインにはいかないのですが、FF7はユフィではない。どうしても選ばなければならないとしたらFF7リメイクではティファだ!

▲例えエアリスの家の庭であろうと、かわいいティファが夜に1人で佇んでいる。それだけで十分じゃないですか。抱きしめる理由として。DQ5でも、フルリメイクされた時にはきっと主人公はビアンカを抱きしめることでしょう!
エアリスの家、オリジナルでもスラムの中にあってそこだけ雰囲気が違うようにはなっていましたがFF7リメイクではより一層エアリス的な雰囲気のある空間になっていました。家の周りは花だらけ。
目次
エアリスの家のバルコニーからの眺め

▲エアリスの家のバルコニーからの眺め。オリジナルの色使いは残しつつ、花畑はボリューミーになり、綺麗な泉のような小川のようなものがあります。スラムでもなぜここだけ広大で肥沃なのでしょうねー。神羅カンパニーの金持ちが別荘地として買収しに来てもおかしくない。
花を摘みたそうなクラウド

▲エアリスの家の周りは花だらけ。花を摘みたそうなクラウド。実際この後花を摘むことになりますがこれだけあればまあスラムで売ろうとも思いますわな。ここ以外にこんなに花が咲いてないから。
花との会話を試みるエアリス

▲そんな花に囲まれたエアリスは、花とも話をすることができます。ただし一方通行。何か花が言いたそうだというエアリス。ああわかる。私ももう少しで家にある桜の木と何か通じそう。ずっと一緒にあるものだから、何か体の一部のような気がする。植物と意思が通じないなんて誰が決めたのかしら?愛情を持って育てたら元気に育つんですからきっと通じるんですよね。そうそう私も常日頃野に咲く花におはようと語りかけます。お疲れ様と言ってくれている。気がする。一向に返事はありませんが。
クラウドが見せる葛藤

▲花から返事がないエアリスを気遣って、一応なんと言っているのかと聞いてあげるクラウド。優しい男だなー。こらモテますわ。こんな見た目の子犬のようなイエメンが優しいんだからもうどうしようもない。
気を使いすぎて返事ぐらいしてやれと花に向かって叱るクラウド。それを聞いていたエアリス。ああこのシーンはFF7リメイクの中でも名場面中の名場面です。他にも名場面とあげられるところは色々あろうかと思いますが、このシーンは本当にエアリスとクラウドの心理描写を花を使って的確に表しているわけです。つまり、返事をしない花は今のクラウドを象徴しており、返事ぐらいしてやれ、という言葉は今の自分自身の変化と変化しない花への怒りのような嫉妬のような感情があるわけですね。そしてそれを見越したかのようにエアリスは「お疲れ様」というわけです。この「お疲れ様」は単なるここまでの道のりに対するお疲れ様ではなく、クラウドの過去、変わろうとしている現在、花に対して憤慨するクラウドを見て、古代種として花からのメッセージを受け取ろうとしているようにクラウドからも変化の大変さを感じ取った上での、「お疲れ様」というわけですね。
生きていくために・・・

▲そんな心が通じそうな直前の愛おしい花たち。花に囲まれて意思疎通もできそうな花たちを、エアリスは無残にも摘み取って命の肥やしにするわけですねー。ひどいなんてことはありません。花たちも「生活のために役に立てるなら本望」と言っています。きっと。
搾取される側の現実

▲籠いっぱいに摘まれる花たち。さっきまで優しく語りかけてくれていたエアリスは、急に花を搾取する側の人間になってしまうわけです。「純真」という花言葉を付けられた花たちはきっと、エアリスの純真さに胸を打たれたことでしょう。そう、彼女には生活があるのです。生活をするためには食わねばならない。スラムで食っていくには物を作るか奪うかして売るしかない。土地転がしも、宝くじも、株も金も投資信託も、芸能界もないわけです。エアリスはもっとも身近にあるお金を得られる手段。純真に花を売ることを考えたわけです。これは誰にも罪はない。彼女は生きなければならないのだから。生きることは食うことで、食うためには狩猟採集ができなければ食い物を買うお金がいるわけです。
だったら花なんて育てずに野菜や果物を育てたらいい、確かにその通りです。実際エアリスの家にはかぼちゃが育てられています。だがしかし、エアリスがかぼちゃと会話できますか?エアリスがナスやキュウリと会話しますか?そんなはずない。
彼女が会話できるのは、「純真」という花言葉をつけられた花だけなのです。純真なかぼちゃがありますか?あるわけない。だからエアリスは花を育て、語らい、花を摘み、飯を食うわけです。なるほど。
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